プラバスタチン 副作用。 「横紋筋融解症」はコレステロールの薬の副作用で有名だけど、自己判断で中止しちゃダメ!!|五本木クリニック院長ブログ

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プラバスタチン 副作用

クレストールの効果 肝臓でのコレステロールの代謝を阻害する薬です。 血液中のコレステロール量を下げることによって、心筋梗塞のリスクを30%程度低減します。 心筋梗塞リスクが特に高い人、一度心筋梗塞を起こしている人の再梗塞の予防に使われることが多い薬です。 狭心症や心筋梗塞をすでに発症している人、高血圧や糖尿病のある人に有用性が高く、はっきりとした効果がみられることが多い薬です。 薬の効果の高さと副作用の強さは比例の関係にあります。 効果の高い薬は副作用が出ることも多いので、体調を注意して管理しなくてはいけません。 クレストールの副作用 横紋筋融解症 まれな副作用ですが、クレストールの横紋筋融解症の発症率は他の薬に比べて高いので、注意が必要です。 横紋筋融解症は、骨格筋が融解することにより、血液中にミオグロビンが流出することによっておこる腎臓障害や多臓器不全を引き起こす可能性がある病気です。 初期症状としては、手足のしびれやけいれん、覚えのない筋肉痛(最初はふくらはぎに出ることが多いようです)が挙げられます。 ミオパチー 筋肉障害を引き起こし、手足に力が入らなくなる、立ち上がれなくなる、歩きにくくなるなどの症状になります。 ミオパチーは筋肉組織を構成する筋線維が構造を変化させてしまい、全身の筋肉萎縮や呼吸障害、嚥下障害、呼吸障害等を引き起こすことがあります。 先天性に発症することが多く、治療法はありません。 症状が軽症の場合は気が付かないこともありますが、薬が原因の場合は、薬をやめることにより進行しなくなりますので、早い気づきが必要です。 その他の副作用 血小板が減少するため、鼻出血や歯肉からの出血、皮下出血のほか、外傷をおった際に出血が止まりにくくなることがあります。 アレルギーに似た過敏症、肝機能値の上昇、軽いものでは胃部不快感、めまい、皮膚の発疹やかゆみなどを感じることがあります。 副作用は、早期に気が付いて薬を変えたり量を減らしたり、という医師の判断によってなくなるものです。 あまり心配しすぎず、自分の体調に注意して、副作用の前兆かもしれないという症状が出たら、すぐに医師に報告しましょう。 クレストールは、特にこの注意が必要です。 効果は高いのですが、他のスタチン系薬剤と比べても副作用が多いという報告があるからです。 クレストールは副作用が多い クレストール(ロスバスタチン)の副作用のうち、重篤な病気になりやすい横紋筋融解症と、腎不全などの多臓器障害の発症率は、他のスタチン系薬剤と比べてかなり多いということがわかっています。 アメリカの循環器専門誌「サーキュレーション」によると、横紋筋融解症の発症はシンバスタチンの2倍以上、プラバスタチンやアトルバスタチンの6~8倍以上といわれています。 平成13年以前、コレステロールを下げる薬の一つとして、セリバスタチンという薬が使われていました。 ドイツのバイエル社が製造していたものですが、この薬は横紋筋融解症の副作用報告が高かったこと、肝障害の発生リスクも高かったことのために平成13年8月に販売中止になりました。 市場在庫も回収されています。 サーキュレーション誌によると、クレストールの肝障害の発生率はセリバスタチンとそう変わらない、という発表がなされています。 概要米循環器専門誌「サーキュレーション」が「クレストール」の危険性を指摘 クレストールを処方されているということは、心筋梗塞の発症リスクがかなり高いことの証明です。 横紋筋融解症の発症リスクと肝機能障害のリスク、そして心筋梗塞の発症リスクを医師が天秤にかけた結果、処方されているということになります。 クレストールを処方されている方は、心筋梗塞リスクを考えると、やみくもに他の薬に変えてほしいというのは賢明ではないかもしれません。 副作用の初期症状に気を付けながら食事治療や運動治療などもがんばり、コレステロールを下げて早くほかの薬に移行できるようにしましょう。 クレストールの注意点 クレストールには、飲み合わせの悪い薬があります。 免疫抑制薬のシクロスポリン、フィブラート系の抗高脂血症薬との併用は注意が必要です。 クレストールは副作用に十分注意しなければならないということは、医師や薬剤師が十分承知していますので、病院には必ずおくすり手帳を持って行って見せましょう。 飲み合わせが悪かったり、注意が必要な薬を飲んでいるかどうかを正確に伝えることによって副作用の発現は抑えられます。 妊婦さんや、妊娠を考えている方、肝臓機能や腎臓機能が低下している方はクレストールを使えないことがあります。 アルコールを多く摂取する方は、禁酒を言い渡されることがあります。 アルコールはクレストールの血中濃度を上げてしまいます。 副作用発症のリスクが上がると同時に、アルコールによって血管が拡張しますので、もろい血管は出血の可能性が出てしまうからです。 作用時間が長いので、1日1回の服用で済みます。 飲む時間帯、量は医師の処方に従ってください。

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プラバスタチン 副作用

高脂血症等の治療で利用されています。 本剤の主成分は、プラバスタチンナトリウム(Pravastatin Sodium)で、肝臓により合成される悪玉コレステロール(LDL)を減少させる作用があります。 また、善玉コレステロール(HDL)については増加させる作用があります。 これらの作用により、動脈硬化の進行や心筋梗塞等のリスクを抑制する作用等が期待されます。 適応症は以下の通りです。 ・高脂血症 ・家族性高コレステロール血症 また、心臓病の予防効果も確認されています。 このお薬は、HMG-CoA還元酵素阻害薬と呼ばれ、スタチン系の中でも最も古くからあるお薬です。 穏やかな作用で副作用も少ないと言われています。 本剤は、第一三共株式会社により製造販売されています。 スポンサーリンク 主な副作用 メバロチンの主な副作用を、症例の報告の多い順に記載すると、以下の通りです。 ・発疹ができる ・胃不快感がある ・下痢する 重大・重篤な副作用 重大・重篤レベルの副作用としては、次の表の症状が想定されます。 重大・重篤レベル副作用リスト 副作用の名称 想定される症状等 横紋筋融解症 手足肩を中心とした筋肉痛・こわばりがある、手足が痺れる(しびれる)、赤褐色の尿がでる、脱力感がある、CK(CPK)値が上昇する、血中及び尿中ミオグロビン値が上昇する等、急激な腎機能悪化を伴う場合がある 肝障害 倦怠感が増大する、食欲が低下する、呼吸困難になる、吐き気がする、常に眠たい、黄疸がでる、AST(GOT)値が上昇する、ALT(GPT)値が上昇する等 血小板減少(血小板減少症) 手足に赤い点(点状出血)ができる、あざができる、鼻血がでる、歯茎の出血がみられる等、死亡例あり 間質性肺炎 発熱する、咳嗽(がいそう)がみられる、呼吸困難になる、胸部X線異常がみられる、好酸球が増多する、動悸がする、息切れする、肺音の異常(捻髪音)がある等 ミオパチー 手足のしびれ感や痛みがある、足がだるい、低い椅子から立てない、転びやすい、腕が上げ辛い等 末梢神経障害 手足が痺れる(しびれる)、手足が痛む、灼熱感がある、筋力が低下する、筋萎縮がある等 過敏症状 ループス様症候群、血管炎等の症状。 発熱する、発疹がでる、糜爛(びらん)になる、蕁麻疹(じんましん)がでる、全身がだるい、痒み(かゆみ)がある、血管浮腫ができる、過敏性血管炎になる、関節痛がある等 血管炎 発疹ができる、足や腕に紫色や赤いアザができる、全身がだるい、発熱する、尿が赤い等 上記の表にある様な症状が現れた場合には、速やかに医師、又は薬剤師へ報告し、対応を相談してください。 重大・重篤な症状を伴う副作用は、通常滅多にあるものではありません。 しかし、服用を開始した際の初期症状には、注意が必要です。 その他の副作用 その他の副作用としては、以下の様な症状が報告・想定されています。 尚、本剤の服用だけではなく、食事療法や運動療法にも、きちんと取り組む必要があります。 また、基本的に禁煙です。 持病やアレルギーのある方は事前に医師とご相談ください。 以下の方は、基本的に禁忌なので、本剤の利用はできません。 ・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方 ・妊婦の方 ・妊娠している可能性のある方 ・授乳婦の方 以下の方は、原則禁忌です。 ・腎機能に関する臨床検査値に異常のある方 以下の方は、このお薬を利用する際には注意が必要なので、医師とご相談ください。 ・重篤な肝障害のある方、又は、その既往歴のある方 ・アルコール中毒の方 ・腎障害のある方、又は、その既往歴のある方 ・以下の薬剤を利用中の方 ・フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等) ・免疫抑制剤(シクロスポリン等) ・ニコチン酸 ・甲状腺機能低下症の方 ・遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)の方、又は、その家族歴のある方 ・薬剤性の筋障害の既往歴のある方 ・高齢の方 ・小児等 以下の薬剤等との併用は、基本的に禁忌です。 ご利用されている方は、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。 ・フィブラート系薬剤 ・ベザフィブラート等 以下の薬剤等と併用する際には相互作用があり、効果が増減したり、副作用を増強したりする可能性があるため、注意が必要なので、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。 ・フィブラート系薬剤 ・ベザフィブラート等 ・免疫抑制剤 ・シクロスポリン等 ・ニコチン酸.

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メバロチンによる副作用

プラバスタチン 副作用

(実は高HDL血症はCETP欠損症という病気の可能性もあるので注意です。 ) そして「脂質異常症」という名称となりました。 ということで、高い低い紛らわしいですが、 『高LDLコレステロール、低HDLコレステロール、高中性脂肪』 いずれもが身体によくない状態で、「 脂質異常症」です。 厚生労働省による平成26年の患者調査だと脂質異常症の治療している患者数は206万2千人となっています。 治療の基本は生活習慣、それから薬 まず 生活習慣の改善が基本です。 日本動脈硬化学会の脂質異常症治療のエッセンスより抜粋。 これらの生活習慣の改善をしても、血液検査で基準値を外れていると内服薬での治療の対象となります。 薬はスタチンという種類が一番使われている 脂質異常症に対する薬は様々な種類がありますが、一番よく使われているのがスタチンという種類です。 スタチンは、 最も強力にLDLコレステロールを下げ、中性脂肪も下げ、HDLコレステロールを上げる作用があります。 結果として、 心筋梗塞などの虚血性心疾患の予防となります。 ちなみに、日本人が発見し、世界に率先して開発をしてきた経緯があります。 実際、脂質異常症の治療では一番よく使われているのではないでしょうか。 しかし、スタチンに限りませんが、薬というのはどんなものでも副作用があります。 スタチンの副作用で筋肉痛が起こる!? スタチンは、どの薬でもよくあるような胃腸障害や、肝機能障害の副作用もありますが、それ以外に気をつけるべき副作用があります。 それが、 筋有害事象(SAMS)です! 筋有害事象(SAMS)は「 スタチンが原因となって出現するすべての筋肉の症状」と言われます。 筋痛・脱力などが4. 71%と最多で、他には筋肉がつったり、四肢の痛み、関節痛などです。 体幹部や四肢近位優位に左右差なく比較的大きな筋肉に表れるとされています。 スタチン内服開始から4~6週間以内に出現することが多く、まれに数年後に出現することもあります。 また、増量や薬剤の変更で症状が出ることもあります。 副作用の発症頻度としてはそれほど高いわけではないのですが、処方されてる人の数が多いので、たまに自分の外来に来る患者さんでも診ることがあります。 「ちょっと重いもの持ったからか、数日前から腰が痛くて」 とか 「何日か前から夜中に足がつるようになって」 とか 中高年だとよくあることなので、 「湿布でもください」 「はーい、わかりましたー」 って簡単に済ませてしまうことがあるので注意が必要です。 実はスタチンを先月から開始していて、スタチンの副作用のことがあるんですね。 スタチンの副作用が起こったらどうするか では、スタチンを飲んでいて、筋肉に関する副作用が起きたらどうするのか? まず、 筋有害事象SMASが許容できなければ(つまり、我慢できなければ)中止となります。 しかし、我慢できれば良いというわけではなく、このSMASで一番気をつけなければいけない、 特に重症なことに 横紋筋融解症があります。 筋肉の組織が崩壊・壊死した状態となり、とても怖い病気です。 発症すると数日で症状が進行し、筋肉痛、発熱、ミオグロビン尿症などを来たし、 急性腎不全や死に至る可能性もあります。 006%で発症するとされています。 つまり、100万人に60人程。 先ほど述べたように日本では脂質異常症で200万人以上治療者がいますから今までに結構 発症しかけていると予測されます。 発症しかけても 中止することで発症は防げますので、実際の患者数は相当少ないはずです。 ですので、SMASを我慢できようができまいが、血液検査します。 SMASがなかったとしても2週間~4週間後に再検査をおこなって500未満になってなければ中止と判断します。 「 スタチン飲んでて、足がつった、筋肉痛は要注意!」です。 まとめ 高脂血症(脂質異常症)は中高年でよく診る病気で、生活習慣の改善でも良くならない場合は薬を使用します。 よく使われている薬はスタチンという種類で、とても良い薬ですが、筋有害事象という副作用に注意が必要です。 スタチンを飲み始めてから筋肉痛や、足がつったり、筋肉がおかしい症状には注意しましょう。 特に重症となると命にかかわることもある横紋筋融解症になる可能性があります。 以上です。

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