どう したら 有名 生 主 に なれ ます か pdf。 【初心者必見】ツイキャスとは?いまさら聞けない基本用語と使い方解説!

個人事業主って何?個人事業主のことを徹底解説!

どう したら 有名 生 主 に なれ ます か pdf

でも「見たことがある」と感じる人は多いだろう。 それは、製薬会社が疾患啓発広告を頻繁に発信しているためで、近年も、神経障害性 疼痛 ( とうつう )や逆流性食道炎、レビー小体型認知症などを扱ったテレビCMが盛んに放送されてきた。 こうした中、業界団体が2015年1月、会員各社に向けて「やり方によっては、禁止される広告に該当する恐れがあります」などと注意を促す通知を送ったので、経緯や内容を紹介してみたい。 処方箋医薬品を広告できない製薬会社は、その薬を使う病気を「宣伝」(疾患 喧伝 ( けんでん ))することで、医療機関を受診する患者を増やし、自社の薬の売り上げを伸ばそうとする。 テレビCMをきっかけに自分の病気に気づく患者もいるなど、疾患啓発広告にはプラス面もある。 だが、視聴者や読者に誤った印象を与えたり、過剰診断・過剰投薬のきっかけになったりするマイナス面もある。 特に、過去の啓発キャンペーンでうつ病患者が不自然なほど急増した前歴があり、過剰診断を招きやすい精神疾患の広告には要注意だ。 2014年初め、私は塩野義製薬と日本イーライリリーが展開した「うつの痛み」キャンペーンに疑問を投げかける記事を繰り返し書いた。 2013年秋から頻繁に流れていたテレビCMをご記憶の方は多いだろう。 陰鬱 ( いんうつ )な映像と共に、暗い調子のナレーションが「うつは、どこが辛くなるでしょう。 様々なところです。 あまり知られていませんが、うつ病になると心の症状だけでなく、頭の痛みや肩の痛みといった体の症状があらわれることもあります」などと訴えた。 これを自宅で見た私は疑問を抱き、学会理事長など複数の著名な精神科医に感想を聞いた。 すると「あれは行き過ぎ」「また過剰診断を招く」「こころのかぜキャンペーンの反省がまるで生きていない」といった疑問の声が次々と上がったため、取材を進めた。 自作自演だった「うつの痛み」キャンペーン このテレビCMには「見ると気分が悪くなる」などの苦情も寄せられたようだが、一番の問題は、頭痛や肩の痛みをうつ病の主症状であるかのように説明し、関連するインターネットサイトに掲載した精神科や心療内科への受診を呼びかけたことだった。 SSRIなどの抗うつ薬で体の痛みが軽減する例はあるものの、頭痛や肩の痛みに悩む人はあまりにも多く、うつ病の典型的症状というよりも、中高年の典型的症状と言ったほうがしっくりくる。 ところが、体の痛みがあればうつ病を疑え、という趣旨のCMを真に受けると、ひどい頭痛や肩こりのせいで元気が出ない人まで、「うつ病」の疑いをかけられてしまう。 この製薬会社が販売する抗うつ薬は、「うつ病、うつ状態」に加え、「糖尿病性神経障害に伴う 疼痛 ( とうつう )」に処方できる。 痛み治療薬としてこの薬を使えるのは、通常は糖尿病患者だけだが、もし、痛みに悩む人がテレビCMの影響で 憂鬱 ( ゆううつ )感などを口にし、「うつ病、うつ状態」となれば、この薬をすぐに処方できるのだ。 さらに取材を進めると、別の深刻な問題も浮かび上がってきた。 この疾患啓発広告で、製薬会社が診断基準にもない「うつの痛み」をアピールするための根拠としたのは、実は、自らが作った広報組織によるインターネット調査だった。 うつ病患者663人と医師456人の回答をもとに、「患者の68・6%が、体の痛みがうつ病の回復を妨げると感じている」などとする報告をまとめ、このデータを高知大学の准教授らに提供した。 准教授らがデータを論文化すると、元は自社が関与した調査であるにもかかわらず、これを伏せて啓発広告の権威づけに利用した。 「自作自演」とも言える手法だが、塩野義製薬広報部は私の取材に「通常行われている方法の範囲内」と答えた。 だが、こんな手法が「通常」ならば、製薬会社の疾患啓発広告はすべて信じられなくなってしまう。 過剰になりつつある疾患啓発広告に、製薬各社で作る日本製薬工業協会は危機感を抱き、2015年1月6日、会員各社に「テレビや新聞等のメディアを利用した情報発信活動いわゆる疾患啓発広告とタイアップ記事(広告)について」と題した通知を送った。 疾患啓発広告の注意点を挙げ、好ましくない例を具体的に示して自制を求めた。 一般の視聴者、読者も知っておくべき内容なので、以下に要約を記しておこう。 また、疾患に対する対処法は公平かつバランスよく提示し、必要な場合は医師または医療関係者への相談を促す内容を盛り込むことができる。 好ましくない表現の一例 「治療前後の過度な期待効果を視覚的・聴覚的に示すこと」 日本製薬工業協会には以前から、疾患啓発広告に関して「内容が不十分で誤解を招く」「患者や広く国民に対して不安を 煽 ( あお )っている」「企業名が記載されていないが、実態としては特定の医療用医薬品の広告ではないか」などの意見や疑問の声が寄せられていたという。 この通達を重く受け止めるべきなのは、製薬会社だけではない。 北里大学精神科教授の宮岡等さんは「専門家や有名人が登場する疾患啓発広告も、広告と割り切って見られるようにする工夫が必要だ。 この機会にマスメディアと広告のあり方も検討する必要がある」と話す。 医薬品の不適正使用問題に詳しい精神科医の斉尾武郎さんは、疾患啓発広告のあり方について次のように語る。 「製薬会社がわざわざ『病気』の情報を世間に広めようとするのは、『わが社の(高価な)新薬を使えば、この病気を防いだり、治したりできますよ』というメッセージを社会に伝えたいから。 製薬会社が広めようとしている『病気』が、本当に世間が知っておくべき病気ならば問題は起きない。 そうした『病気』が本当に新薬で救われるというのであれば、疾患啓発は良いことだと思う。 しかし、現実には、疾患啓発キャンペーンに持ち出される『病気』はしばしば、誰でも感じるような、病気とも言えないような身体の 些細 ( ささい )な不調であったり、人間の通常の老化現象であったり、治療のための薬が重い副作用を持つものだったりする。 製薬会社は、有名人を使って疾患啓発キャンペーンを展開するが、わざわざ高い広告費を払ってまで広めなければならないほど重要な『病気』なのだろうか。 そうしたものは、本来は政府の広報や学校の保健教育、ひいては家庭で養生の知恵として、知っておくべきことのはず。 製薬会社がおためごかしに宣伝するべき筋合いのものではない」• 佐藤光展(さとう・みつのぶ) 読売新聞東京本社医療部記者。 群馬県前橋市生まれ。 趣味はマラソン(完走メダル集め)とスキューバダイビング(好きなポイントは与那国島の西崎)と城めぐり。 免許は1級小型船舶操縦士、潜水士など。 神戸新聞社社会部で阪神淡路大震災、神戸連続児童殺傷事件などを取材。 2000年に読売新聞東京本社に移り、2003年から医療部。 日本外科学会学術集会、日本内視鏡外科学会総会、日本公衆衛生学会総会などの学会や大学などで講演。 著書に「精神医療ダークサイド」(講談社現代新書)。 分担執筆は『こころの科学増刊 くすりにたよらない精神医学』(日本評論社)、『統合失調症の人が知っておくべきこと』(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ)など。

次の

各製品の国内シェア、売上高の調べ方について

どう したら 有名 生 主 に なれ ます か pdf

宇宙暦790年3月1日 バーラト星系、ハイネセン、ハイネセンポリス、シルバーブリッジ24番街、 キャゼルヌ邸 ヤマト・ウィンチェスター キャゼルヌさんちに来ることがすっかり多くなってしまった。 ふふふ、これで俺も立派な準レギュラーって事になるな。 しかし一つ残念な事がある。 キャゼルヌ夫人が妊娠で里帰りをしているのだ。 それを聞いた時には皆が落胆した。 俺もマイクもオットーも、いや、それだけじゃない、アッテンさんやヤンさんもミセス・キャゼルヌの作るゴハンのファンなのだ。 それを食べる機会を失わせたこの家の主には、皆から非難の雨あられだ。 最近はフォークやスールズカリッターもここに来るから、非難の声は更に増えている。 「一つ言っとくがな、ここは士官学校生の寄宿舎じゃないんだぞ」 「私はもう卒業しましたよ」 「アッテンボロー、お前さんの事じゃない、そこの五人の事だ」 「いいじゃありませんか。 可愛い後輩達ですよ彼等は。 それに、ミセス・キャゼルヌの料理を食べる機会を失わせた償いをしてもらわないと」 「償いだと?オルタンスが居ないのは人類の種としての責任を果たした結果だぞ?消費しかしないお前さん達に文句を言われる筋合いは無いと思うね」 「でも中佐、酒は消費しないと意味がありませんよ?」 「酒にだって飲まれる相手を選ぶ権利くらいあるだろうさ。 全くだな、お前さん達が来ると月の俸給の半分が酒代で消えるんだぞ?ホストの身にもなれ」 「それがまた回りまわって我々の俸給になるんだからいいじゃないですか」 キャゼルヌさんはフォークやスールズカリッターも快く受け入れてくれた。 本当に連れて来てよかったと思う。 彼らにはまだ一年ある、いい話がたくさん聞けるだろう。 士官学校生が在学中に出会う現役の軍人と言えば、教官くらいしかいない。 教官達も自分の実体験を候補生達に話してくれるけど、候補生からすれば『教官がまた何か言ってるよ』にくらいにしか思えないものだ。 そりゃそうだ、普段から一緒に居るし、そんな人達の戦場での姿や経験は想像しづらい。 しかしキャゼルヌ中佐は違う。 現在進行形のバリバリのキャリアだし、そんな人の生の(と言っては失礼だけど)経験が聞けるのだ。 スールズカリッターにとっても、軍上層部を目指すフォークにとっても有益だろう。 俺だって実年齢はキャゼルヌさんと似たようなもんだから、彼の言うことはよく分かる。 軍人としても、短い間だったけど濃密な艦隊勤務を経験したから同様だ。 ということは、やはり経験が人を作り上げるんだな。 資質、素養、経験が上手く合致しないといい人間にはなれないし、いい軍人にはなれない。 でも困った事にいい人間といい軍人は相反する事が多いんだなこれが…。 もうすぐ士官学校も卒業だ、この事でこの先ずっと悩んでいくんだろう…。 「アッテンボローは第二艦隊だったな」 「ええ。 私は駆逐艦の射撃管制やってます。 駆逐艦は楽しいですよ」 「そうなのか?」 「艦長ならもっと楽しいんでしょうがね。 イメージ的には図体のでかい 単座戦闘艇 スパルタニアン ですから、小回りは利くし、すばしっこいし、やりようによっちゃ戦艦も喰えます。 それに、大所帯じゃないって事が素晴らしい」 「そうか。 で、ウィンチェスター、お前さん達の配属は決まったのか?もう発表される頃だと思うが」 「マイクはローゼンリッターに戻ります。 連隊付で士官学校に入ってますから。 私とオットーは…」 「なんだ、配属先の嫌な噂でも聞いたのか?」 「いえ、そういう訳ではないのですが、私とオットーはエル・ファシルに戻る事になりました。 昨年再編の終了したエル・ファシル警備艦隊に配属されます。 ところで中佐、お聞きしたいのですが」 「ん、なんだ?」 「ドーソン教官に嫌みったらしく言われたんですが、我々は卒業すると大尉なのだそうですが、本当ですか?」 「そうなのか?俺も詳しくは知らんのだ。 将官推薦者自体がいなかったからな。 まあ…現役の教官でもあるし、あのドーソンがいうのなら本当だろうな」 「嫌ですよ、士官としての経験もないのにいきなり大尉だなんて」 「…国防委員会に聞いてやろう。 少し待っといてくれ」 「あ…ありがとうございます」 「こいつは驚いたな。 もうお前に抜かれるなんてな。 下士官風情に負けてどうする!あいつらは卒業したら大尉なんだぞ!って。 まあ、詳しくは教えてくれませんでしたし、お前に言われたくはない、って反応が殆どでしたが」 言ってくれればよかったのに…でもそれを知っていたから、しつこく絡んで来たのか…。 確かに自分達は少尉任官なのに、俺達は大尉じゃ、この野郎!ってなるだろうな。 なんて制度だよ全く…。 あ、キャゼルヌさんが書斎から戻ってきた。 「おう、待たせたな。 国防委員会人事局の知り合いに聞いてみたよ。 将官推薦者にも二種類いるらしい。 軍以外の人間が推薦を受けた場合は中尉任官、現役軍人が推薦を受けた場合は大尉任官なんだそうだ。 おめでとう、ウィンチェスター。 バルクマンも、ダグラスも。 本来、昇進というものは内報が出るまで本人には知らせちゃいかんのだが、もう知ってしまっているからな」 「…ありがとうございます。 しかし何故大尉という階級なのですか?」 「将官推薦というのは本当に特別なんだ。 確かに士官としての勤務経験、実績はない。 しかしそれを補って余りある資質がある、という事の証なんだ。 下士官の昇進、降任については統合作戦本部の専権事項だが、士官への昇進、士官の降任については国防委員会の人事局が決定権を持つ。 その中でも将官推薦者については、将官と同じように履歴書も考課も国防委員長まで直接報告が行くんだ。 …まあこれは、さっき聞いて俺も初めて知ったんだがな。 知り合いによると、お前さん達の事は国防委員会でも有名らしいぞ」 「なんて事だ」 「…何て事だ、なんて言ってる場合ですか先輩。 私としては、改めて将官推薦者を追い抜くという目標が出来たからいいのですが」 「フォークの言うとおりだぞウィンチェスター。 ドーソンがフォーク達にハッパをかけた理由が分かったよ。 国防委員長まで報告があがっているとすれば、将官は置いておくとしてもだ、お前さん達は大尉でありながら、どの佐官よりも統合作戦本部長の椅子に近い事になる。 大変だぞこれは」 「あ~あ、お前ら大変だな…ハタチで大尉、更に佐官を敵にまわすのか…普通の士官学校出身者でよかったよ俺」 「そんな事言うのホントにやめて下さいよアッテンボロー先輩…」 キャゼルヌ邸を出ると、フォークとスールズカリッターは実家に顔を出して来ますと言って俺達と別れた。 …いきなり大尉というのはちょっと想像の度合いを越えている。 将官推薦者は士官学校の成績とは関係なく昇進序列が最上位、くらいにしか考えてなかった。 それだけでも充分すごい事なんだけど。 しかもだ、国防委員長まで直接報告があがると言うことは、確実に降任はないといってもいい。 自分で考課表を見ているのだ、降任させると国防委員長自身の資質を問われかねない。 非の打ち所の無い(?)大失敗をやらかさない限り更迭もないだろう。 「こりゃあ本当に大変だぞ。 大尉だぞ大尉」 「オットー…今更ながら巻き込んで済まないな、二人共」 「俺は充分楽しんでるけどな。 気にする事ないぜヤマト。 オットーも気にしすぎだぞ」 「だけどなあ」 「いいじゃねえか。 大尉おおいに結構。 階級に見合った成果を出せばいいんだろ?」 「気楽だなあマイクは。 連隊に戻ったら中隊長だぞお前」 「余裕余裕。 俺達は十八で一等兵曹だった。 オットー、正直、やれると思ったか?」 「…キツかったな」 「同じような経験をまたするだけさ。 佐官を敵にまわす?上等じゃねえか。 キャゼルヌ中佐とヤン少佐は別枠だけどな」 「…何だかよく分からないが、とにかくすごい自信だな」 「ああ。 宇宙暦七百九十年三月二十四日、卒業生代表、ヤマト・ウィンチェスター!」 3月24日15:00 自由惑星同盟軍士官学校、第七食堂 オットー・バルクマン 「卒業したな」 「ああ」 「マイクはこのままローゼンリッターに行くのか?」 「そうだな。 そのまま歓迎会だぜ」 「歓迎会?」 「そうさ。 前に着任したときはエル・ファシル失陥の騒ぎで一応自粛してたからな、今回は晴れて大尉任官、着任の歓迎会をやってくれるんだと。 先任中隊長にすげえ人がいるんだ」 「へえ。 なんて人だ?」 「シェーンコップ大尉って人だ。 女も敵もこの人には敵わないね」 「そうか。 いいなあ」 「何そんなにショボくれてんだよ、エル・ファシル警備艦隊司令部参謀殿?」 「やめてくれよ…ますます気が重くなるだろ」 「考え込んでもいいことないぜ。 俺は中隊長、お前だって今は参謀だけど、直ぐに指揮官という立ち位置が見えてくるんだぜ?眉間に皺寄せて、ウーンウーン唸って考え込んでる指揮官や艦長を部下が見たいと思うか?」 「…そうだな」 「だろ?俺達はレールに乗っちまったんだ。 前に進むしかねえんだよ。 明るく行こうぜ、明るく」 「…俺、お前の部下になりたかったよ。 いい指揮官になれるぜお前」 「はは、ありがとな。 …では、いまいち乗りきれないバルクマン大尉に、ダグラス中隊長がいい言葉を教えてやろう。 心して拝聴するように」 「…なんだ?」 「世の中を甘く見る事。 いい言葉だろ?」 「…それが出来れば苦労しねえよ…何言ってんだよ全く」 「固いねえ…ところでヤマトは?」 「エリカちゃんを駅に迎えに行ったよ。 エリカちゃんも今日卒業だろ?ご両親がお祝いしてくれるんだと。 俺も誘われたけど断った」 「なんでよ、行けばいいじゃねえか」 「…空しくなるだろうが」 「まあな、はは」 じゃあな、また集まって一杯やろうぜ、と言い残してマイクは行ってしまった。 俺って要領悪いんだろうか…。 卒業時の席次はヤマトが首席、俺が百五番、マイクが二百十三番だった。 一応トップグループに入る事が出来た訳だ。 ヤマトは分かる、あいつはいつの間にか勉強している奴だからな。 マイクだって勉強は苦手、とかいいながら、かなり頑張っていた。 戦術と白兵戦技は同期でもトップクラスだ。 兄貴肌で意外に面倒見がいいから、下級生には人気があった。 翻って俺は…特徴がないのが特徴、とか言われそうだ。 「どうしたのよ、一人でポツンと」 「あ、カヴァッリ大尉」 「卒業おめでとう。 いつも一緒の二人はどうしたの?」 「ありがとうございます。 ヤマトは彼女を迎えに、マイクもさっき駅へ向かいましたよ」 「あら、残念。 卒業祝いしてあげようと思ったのに。 どう?これからゴハンでも」 「いいんですか?」 「顔見知りだし、一応教え子だし、それにこれからも一緒に働く事になったしね」 「…大尉もエル・ファシルへ?」 「そうよ。 荷物置いてきなさい、明日までは宿舎使えるんでしょ?」 「ああ、はい」 …ひでえ夜になりそうだ…。 (揺籃編 完).

次の

過剰な病気CMに業界団体が「待った!」 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

どう したら 有名 生 主 に なれ ます か pdf

宇宙暦790年3月1日 バーラト星系、ハイネセン、ハイネセンポリス、シルバーブリッジ24番街、 キャゼルヌ邸 ヤマト・ウィンチェスター キャゼルヌさんちに来ることがすっかり多くなってしまった。 ふふふ、これで俺も立派な準レギュラーって事になるな。 しかし一つ残念な事がある。 キャゼルヌ夫人が妊娠で里帰りをしているのだ。 それを聞いた時には皆が落胆した。 俺もマイクもオットーも、いや、それだけじゃない、アッテンさんやヤンさんもミセス・キャゼルヌの作るゴハンのファンなのだ。 それを食べる機会を失わせたこの家の主には、皆から非難の雨あられだ。 最近はフォークやスールズカリッターもここに来るから、非難の声は更に増えている。 「一つ言っとくがな、ここは士官学校生の寄宿舎じゃないんだぞ」 「私はもう卒業しましたよ」 「アッテンボロー、お前さんの事じゃない、そこの五人の事だ」 「いいじゃありませんか。 可愛い後輩達ですよ彼等は。 それに、ミセス・キャゼルヌの料理を食べる機会を失わせた償いをしてもらわないと」 「償いだと?オルタンスが居ないのは人類の種としての責任を果たした結果だぞ?消費しかしないお前さん達に文句を言われる筋合いは無いと思うね」 「でも中佐、酒は消費しないと意味がありませんよ?」 「酒にだって飲まれる相手を選ぶ権利くらいあるだろうさ。 全くだな、お前さん達が来ると月の俸給の半分が酒代で消えるんだぞ?ホストの身にもなれ」 「それがまた回りまわって我々の俸給になるんだからいいじゃないですか」 キャゼルヌさんはフォークやスールズカリッターも快く受け入れてくれた。 本当に連れて来てよかったと思う。 彼らにはまだ一年ある、いい話がたくさん聞けるだろう。 士官学校生が在学中に出会う現役の軍人と言えば、教官くらいしかいない。 教官達も自分の実体験を候補生達に話してくれるけど、候補生からすれば『教官がまた何か言ってるよ』にくらいにしか思えないものだ。 そりゃそうだ、普段から一緒に居るし、そんな人達の戦場での姿や経験は想像しづらい。 しかしキャゼルヌ中佐は違う。 現在進行形のバリバリのキャリアだし、そんな人の生の(と言っては失礼だけど)経験が聞けるのだ。 スールズカリッターにとっても、軍上層部を目指すフォークにとっても有益だろう。 俺だって実年齢はキャゼルヌさんと似たようなもんだから、彼の言うことはよく分かる。 軍人としても、短い間だったけど濃密な艦隊勤務を経験したから同様だ。 ということは、やはり経験が人を作り上げるんだな。 資質、素養、経験が上手く合致しないといい人間にはなれないし、いい軍人にはなれない。 でも困った事にいい人間といい軍人は相反する事が多いんだなこれが…。 もうすぐ士官学校も卒業だ、この事でこの先ずっと悩んでいくんだろう…。 「アッテンボローは第二艦隊だったな」 「ええ。 私は駆逐艦の射撃管制やってます。 駆逐艦は楽しいですよ」 「そうなのか?」 「艦長ならもっと楽しいんでしょうがね。 イメージ的には図体のでかい 単座戦闘艇 スパルタニアン ですから、小回りは利くし、すばしっこいし、やりようによっちゃ戦艦も喰えます。 それに、大所帯じゃないって事が素晴らしい」 「そうか。 で、ウィンチェスター、お前さん達の配属は決まったのか?もう発表される頃だと思うが」 「マイクはローゼンリッターに戻ります。 連隊付で士官学校に入ってますから。 私とオットーは…」 「なんだ、配属先の嫌な噂でも聞いたのか?」 「いえ、そういう訳ではないのですが、私とオットーはエル・ファシルに戻る事になりました。 昨年再編の終了したエル・ファシル警備艦隊に配属されます。 ところで中佐、お聞きしたいのですが」 「ん、なんだ?」 「ドーソン教官に嫌みったらしく言われたんですが、我々は卒業すると大尉なのだそうですが、本当ですか?」 「そうなのか?俺も詳しくは知らんのだ。 将官推薦者自体がいなかったからな。 まあ…現役の教官でもあるし、あのドーソンがいうのなら本当だろうな」 「嫌ですよ、士官としての経験もないのにいきなり大尉だなんて」 「…国防委員会に聞いてやろう。 少し待っといてくれ」 「あ…ありがとうございます」 「こいつは驚いたな。 もうお前に抜かれるなんてな。 下士官風情に負けてどうする!あいつらは卒業したら大尉なんだぞ!って。 まあ、詳しくは教えてくれませんでしたし、お前に言われたくはない、って反応が殆どでしたが」 言ってくれればよかったのに…でもそれを知っていたから、しつこく絡んで来たのか…。 確かに自分達は少尉任官なのに、俺達は大尉じゃ、この野郎!ってなるだろうな。 なんて制度だよ全く…。 あ、キャゼルヌさんが書斎から戻ってきた。 「おう、待たせたな。 国防委員会人事局の知り合いに聞いてみたよ。 将官推薦者にも二種類いるらしい。 軍以外の人間が推薦を受けた場合は中尉任官、現役軍人が推薦を受けた場合は大尉任官なんだそうだ。 おめでとう、ウィンチェスター。 バルクマンも、ダグラスも。 本来、昇進というものは内報が出るまで本人には知らせちゃいかんのだが、もう知ってしまっているからな」 「…ありがとうございます。 しかし何故大尉という階級なのですか?」 「将官推薦というのは本当に特別なんだ。 確かに士官としての勤務経験、実績はない。 しかしそれを補って余りある資質がある、という事の証なんだ。 下士官の昇進、降任については統合作戦本部の専権事項だが、士官への昇進、士官の降任については国防委員会の人事局が決定権を持つ。 その中でも将官推薦者については、将官と同じように履歴書も考課も国防委員長まで直接報告が行くんだ。 …まあこれは、さっき聞いて俺も初めて知ったんだがな。 知り合いによると、お前さん達の事は国防委員会でも有名らしいぞ」 「なんて事だ」 「…何て事だ、なんて言ってる場合ですか先輩。 私としては、改めて将官推薦者を追い抜くという目標が出来たからいいのですが」 「フォークの言うとおりだぞウィンチェスター。 ドーソンがフォーク達にハッパをかけた理由が分かったよ。 国防委員長まで報告があがっているとすれば、将官は置いておくとしてもだ、お前さん達は大尉でありながら、どの佐官よりも統合作戦本部長の椅子に近い事になる。 大変だぞこれは」 「あ~あ、お前ら大変だな…ハタチで大尉、更に佐官を敵にまわすのか…普通の士官学校出身者でよかったよ俺」 「そんな事言うのホントにやめて下さいよアッテンボロー先輩…」 キャゼルヌ邸を出ると、フォークとスールズカリッターは実家に顔を出して来ますと言って俺達と別れた。 …いきなり大尉というのはちょっと想像の度合いを越えている。 将官推薦者は士官学校の成績とは関係なく昇進序列が最上位、くらいにしか考えてなかった。 それだけでも充分すごい事なんだけど。 しかもだ、国防委員長まで直接報告があがると言うことは、確実に降任はないといってもいい。 自分で考課表を見ているのだ、降任させると国防委員長自身の資質を問われかねない。 非の打ち所の無い(?)大失敗をやらかさない限り更迭もないだろう。 「こりゃあ本当に大変だぞ。 大尉だぞ大尉」 「オットー…今更ながら巻き込んで済まないな、二人共」 「俺は充分楽しんでるけどな。 気にする事ないぜヤマト。 オットーも気にしすぎだぞ」 「だけどなあ」 「いいじゃねえか。 大尉おおいに結構。 階級に見合った成果を出せばいいんだろ?」 「気楽だなあマイクは。 連隊に戻ったら中隊長だぞお前」 「余裕余裕。 俺達は十八で一等兵曹だった。 オットー、正直、やれると思ったか?」 「…キツかったな」 「同じような経験をまたするだけさ。 佐官を敵にまわす?上等じゃねえか。 キャゼルヌ中佐とヤン少佐は別枠だけどな」 「…何だかよく分からないが、とにかくすごい自信だな」 「ああ。 宇宙暦七百九十年三月二十四日、卒業生代表、ヤマト・ウィンチェスター!」 3月24日15:00 自由惑星同盟軍士官学校、第七食堂 オットー・バルクマン 「卒業したな」 「ああ」 「マイクはこのままローゼンリッターに行くのか?」 「そうだな。 そのまま歓迎会だぜ」 「歓迎会?」 「そうさ。 前に着任したときはエル・ファシル失陥の騒ぎで一応自粛してたからな、今回は晴れて大尉任官、着任の歓迎会をやってくれるんだと。 先任中隊長にすげえ人がいるんだ」 「へえ。 なんて人だ?」 「シェーンコップ大尉って人だ。 女も敵もこの人には敵わないね」 「そうか。 いいなあ」 「何そんなにショボくれてんだよ、エル・ファシル警備艦隊司令部参謀殿?」 「やめてくれよ…ますます気が重くなるだろ」 「考え込んでもいいことないぜ。 俺は中隊長、お前だって今は参謀だけど、直ぐに指揮官という立ち位置が見えてくるんだぜ?眉間に皺寄せて、ウーンウーン唸って考え込んでる指揮官や艦長を部下が見たいと思うか?」 「…そうだな」 「だろ?俺達はレールに乗っちまったんだ。 前に進むしかねえんだよ。 明るく行こうぜ、明るく」 「…俺、お前の部下になりたかったよ。 いい指揮官になれるぜお前」 「はは、ありがとな。 …では、いまいち乗りきれないバルクマン大尉に、ダグラス中隊長がいい言葉を教えてやろう。 心して拝聴するように」 「…なんだ?」 「世の中を甘く見る事。 いい言葉だろ?」 「…それが出来れば苦労しねえよ…何言ってんだよ全く」 「固いねえ…ところでヤマトは?」 「エリカちゃんを駅に迎えに行ったよ。 エリカちゃんも今日卒業だろ?ご両親がお祝いしてくれるんだと。 俺も誘われたけど断った」 「なんでよ、行けばいいじゃねえか」 「…空しくなるだろうが」 「まあな、はは」 じゃあな、また集まって一杯やろうぜ、と言い残してマイクは行ってしまった。 俺って要領悪いんだろうか…。 卒業時の席次はヤマトが首席、俺が百五番、マイクが二百十三番だった。 一応トップグループに入る事が出来た訳だ。 ヤマトは分かる、あいつはいつの間にか勉強している奴だからな。 マイクだって勉強は苦手、とかいいながら、かなり頑張っていた。 戦術と白兵戦技は同期でもトップクラスだ。 兄貴肌で意外に面倒見がいいから、下級生には人気があった。 翻って俺は…特徴がないのが特徴、とか言われそうだ。 「どうしたのよ、一人でポツンと」 「あ、カヴァッリ大尉」 「卒業おめでとう。 いつも一緒の二人はどうしたの?」 「ありがとうございます。 ヤマトは彼女を迎えに、マイクもさっき駅へ向かいましたよ」 「あら、残念。 卒業祝いしてあげようと思ったのに。 どう?これからゴハンでも」 「いいんですか?」 「顔見知りだし、一応教え子だし、それにこれからも一緒に働く事になったしね」 「…大尉もエル・ファシルへ?」 「そうよ。 荷物置いてきなさい、明日までは宿舎使えるんでしょ?」 「ああ、はい」 …ひでえ夜になりそうだ…。 (揺籃編 完).

次の